2022年2月5日「浪曲師 玉川奈々福 独演会」にてアナウンス
先日「浪曲師 玉川奈々福 独演会」が阿波市アエルワホールで開催され司会を務めさせていただきました。日本が誇る「語り芸」のひとつ浪曲。奈々福さんが話し始めると、すーっと世界にはいっていけるのです。笑ったり演目にでてくる、金魚の気持ちになってウキウキしたり、せつなくなったり、いろんな国に行った気持ちになったり・・・楽しすぎました。浪曲に譜面はないので 奈々福さんの節と啖呵(たんか)に合わせて曲師である三味線の沢村美舟さんが伴奏をされます。まさにライブです。同じ演目でも全く同じものはないそうです。オープニングトークで奈々福さんとご一緒させていただきました。徳島を好きだということ(滝巡りにもいかれたことがあるそうです)徳島は浄瑠璃、神楽舞、箱回しなど様々な芸能があり、芸事が盛んなところだと話していただいてうれしくなりました。
平成30年度文化庁文化交流使として、イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、キルギス、ウズベキスタンの七か国で公演を、さらに中国、韓国でも公演を行い第11回伊丹十三賞を受賞されているというすごい方なのですが、ほんとに気さくな方でした。
今回は今の御時世で大きな声は出せず、かけ声はできなかったのですが、登場したときには「待ってました!」浪曲が始まったときには「たっぷり!」そして「日本一!」といったかけ声をするといいと教えていただきました。
終演後、みなさんの前でもマイクを通じてお伝えしたのですが、お客様と一緒に次回はこの3つのかけ声をかけて盛り上げたいです。みなさま、素敵な機会をありがとうございました。
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