『長安口ダム本体改造完成式』で司会を担当いたしました

徳島県の那賀川上流域は年間降水量が3,000mmをこえる多雨地帯です。洪水や水害リスクの増大から、那賀川流域の洪水被害を減らすために実施してきた 「長安口ダム本体改造事業」の完成を祝して式典が開催され司会を担当いたしました。（主催：国土交通省四国地方整備局、徳島県、那賀町、阿南市）

最新の技術を駆使して長安口ダム本体の改造が行われました。例えば

・ダムの運用を継続させながらダム堤体切削による洪水吐（こうずいばき）増設は国内初。

・増設したゲートのサイズが国内最大級（幅10m、固定部を含めた高さ26m)

・放流する水の勢いを低減できる国内初の方式が採用

などなど、すごいダムです。国会議員のみなさん、徳島県知事、阿南市長、那賀町長、議会の先生方、地元関係者のみなさん、工事に関わったみなさん、歴代の那賀川河川事務所長等、多くの方々が参加し盛大に開催されました。第一声のアナウンスをする前は緊張しますが、今日も、心をこめてご紹介しました。

長安口ダム ダム湖の愛称披露もおこなわれました。長安口ダムの愛称は「なか四季美湖（しきびこ）」と発表されました。「なか四季美湖」が多くのみなさまに愛され親しまれますようにという思いがこめられています。
式典開催前に上映されていた映像のYouTube URLです。是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=wCoB9i5mIbM
丹生谷清流座のみなさんによる「寿二人三番叟」でお祝いムードも高まりました。
那賀川の豊かな未来を拓く長安口ダムの本体改造完成を祝っての完成式の司会。２日ほど前には那賀川河川事務所のみなさまと本格的なリハーサルをし一致団結してこの日を迎えることができました。貴重な機会をありがとうございました。